ミヤタマ

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型染の着物 木版更紗

更紗には、描き更紗、ろうけつ更紗、摺り更紗、木版更紗があります。ろうけつ更紗には手描きと型の2種類あります。摺り更紗は型紙を使ったもので、木版更紗は版木を使います。更紗の柄はは写生風のものや幾何文様の入れるなど多種多様です。臙脂(えんじ)、...
着物の技法

型染めの着物 紅型(びんがた)

あまりにも有名な紅型、私も大好きな染です。とても高価なものですが、その価値は十二分にあります。紅型は琉球王府の保護のもと発達してきた染物です。琉球王府、首里、浦添を中心に女性の礼装として着られ、また神事に関する古式の服装として染められたのが...
着物の技法

型染めの着物 南部型染

武家の裃や袴、小袖に用いられた図柄が、南部古代型染の始まりです。南部氏の家紋・向鶴、千羽千鳥、南部萩をはじめ、伝統的な模様は130 種類以上あります。着物だけでなく、帯、のれん、テーブルセンター、袋、小物類と様々な方面に応用されています。南...
着物の技法

型染の着物 長板中形

長板中型は正式名称を「長板本染中形」が正式名称です。長板中型と言えば浴衣のことで、江戸時代から続く伝統ある技法で染められています。片付けには長板を使います。染料には植物藍を用います。長板中型が一般的な浴衣と違うところは、生地に厚みがあること...
着物の技法

型染の着物 注染中形

中型は浴衣の別称です。浴衣は中形の型紙で藍染されたところから中形ともよばれるようになりました。中形が浴衣のことだとわかるのはごくごく一部の方かもしれませんが、昔からある浴衣の染め方の話を知ったら、浴衣のことを中形というこの呼び名もぐっと近い...
着物の技法

型染の着物 江戸小紋の魅力

困った時の江戸小紋私が着付けを習い始めた頃から先生方がそうおっしゃってました。私が講師になってから20年以上になりますが、今でも言ってます。「困った時の江戸小紋」と。何を着ていこうかな?何を着たらいいんだろう?こんな時はどの着物がふさわしい...
着物の技法

型染の種類 型友禅の技法

型染めは型紙を使い生地の上に染料を混ぜた糊を置いて染める技法です。その種類はいくつかあり、手で染めるものから機械で染めるものまで多種多様です。和服地としての型染めにも機械染めと手染がありますが、ここでは手染の型染めについて書いていこうと思い...
着物の技法

夏の着物 透けてる部分はどうなっているの?

6月に入り単衣の着物に変わったと同時に、関西では夏帯をしめますので、長襦袢と帯揚、帯締も夏ものに変わりました。夏ものはうすものともいわれ、単衣の着物ではありますが、6月と9月に着る単衣とは生地が違います。うすものというのは透ける素材です。透...
浴衣(ゆかた)

花火大会に浴衣を着ていく時の注意点

花火大会に限らず夏祭りや夏フェスなど、とにかく人の多いところに浴衣を着ていく時の注意点について書いていきます。浴衣を着て出掛けて失敗した話をたくさんの人から聞きました。あんなことになった、こんな人がいた、と経験談やみた話を聞くと、えーそんな...
浴衣(ゆかた)

浴衣の身丈が長い時、きれいに着る方法

私が小さいころの浴衣は反物で売ってました。出来上がりの既製品もあったのだと思いますが、おばあちゃんやお母さんが浴衣を縫うのは案外当たり前のことでしたし、既製品ではサイズが合わないから着れないと言われてました。最近浴衣を反物で見ることは少なく...
着物の技法

型染のきもの

型紙を用いて白生地に文様を染めることを型染めと言います。型紙の他に版木を用いて染めるものもあり、こちらもやはり型染めになります。手で描くのが手描染、型紙を使うのが型染ですが、型染めにもいろいろ種類があります。型紙捺染捺染はなっせん、又はなせ...
浴衣(ゆかた)

浴衣を着ていきたいイベント 2017年

浴衣の季節が近づくと決まって教室で生徒さんに聞くことがあります。「去年の夏、浴衣着ました?今年は着ますか?」着なかったという方々の答えは1. 浴衣は持ってるけど着てません。2. 浴衣は持っていないので着ていません。着ましたという方の答えは3...
着物の種類

6月の着物は単衣仕立(ひとえじたて) 帯は夏帯?冬帯? 長襦袢の半衿は?

6月に入りました。時期的には夏の一歩手前ですが、世の中はかなり暑いです。テレビのニュースでも列島各地で最高気温が観測史上最高を更新した地域がいくつもあるとお天気キャスターが言ってました。こんなに暑いと洋服であればもう夏服を着ている方もたくさ...
浴衣(ゆかた)

浴衣の身丈が短い時の着方について

2017年の浴衣が店頭に並んでいます。今年のトレンドは古典・レトロ・はんなり・粋と去年とほとんど変わらないようです。浴衣は洋服と違って形が変わらないので、生地素材と色、柄で選びます。もちろん帯との組み合わせもコーディネートが大切ですが、まず...
イベント

リッツで春祭り

4月の桜の季節に春祭りのイベントがありました。場所は「ザ・リッツカールトン」のボールルーム。宴会場の中では一番広いお部屋です。ザ・リッツ・カールトン・ボールルーム578㎡(175坪)ザ・ウエストルーム225㎡(68坪)ザ・セントラルルーム1...
着物の技法

染色と染物の違いは? 

着物は袖の長さを除いては、同じ形状をしています。お洋服のようにシルエットが違ったり、裁ち方や縫い方がたくさんあるわけでもありません。着物は柄づけによって格に違いがありますし、柄によって好みや着る場所、着る季節が変わります。もちろん和服地の素...
着物の技法

高機 手織機の構造

前回の記事で、手織機のことを書きました。その中で、地機について書きましたので、この記事ではもう一つの手織機である高機(たかはた)について詳しく書いていこうと思います。高機は、絹機ともいわれました。その理由としては、昔は木綿や麻を織るのに地機...
着物の技法

織機について 

織物は織機で織られています。手織機と動力機があります。着物は手織りで織られているかと言えば、そうではなく、紬はほぼほぼ手織機で織られていますが、後染めの着物に使われる白生地は機械で織られます。製織とはあらかじめ準備した多数の経糸を並行に機台...
組紐

組紐が完成 房付けの処理をすると、こんなに素敵になりました。

今回の組紐は、完成までにずいぶん時間がかかってしまいました。物作りというものは、集中が大事だと再認識させられた今回の組紐作成でした。通常は自分の好きな物を作ります。自分の好きな色で、色の組み合わせも自由で、自分の好きな柄を組みます。今回の帯...
着物のマナー

会席のマナー  お食事、お椀、香の物とデザート

前菜、吸物、造り、煮物、焼物、蒸し物が終わると、お食事、お椀、香の物、そしてデザートとなります。お食事、お椀、香の物は一緒に出てきます。ご飯、止め椀、香の物のマナーここで出てくるお椀は、止め碗と言われ、この止め椀が食事終わりの合図となります...