京都祇園できものランチ 祇園 キャレ ド ミューさん

昨日京都に行ってきました。
朝晩はずいぶん涼しくなってきましたが、朝晩はまだまだ暑い日が続いてます。
外に出るのに日傘は必須アイテムですが、昨日は手荷物を少しでも減らそうと思い傘を置いて出かけました。
失敗でした。

一緒に行った方が傘に入れて下さって、なんだか申し訳なくもありがたかったです。

9月に入りましたので着物は単衣です。
長襦袢は絽、帯は夏帯、帯揚帯締めも夏物というのが関西の定番なのですが、最近は9月に入ると夏帯はせずに冬帯をしめる方も多くいらっしゃいます。

確かに9月も半ば過ぎになるといつまでも夏帯というのもどうかなと思うこともありますが、教室で授業をするにあたりましてはやはり決めごと通り9月30日までは単衣に夏帯をしめるのが通常となっています。

京都に言った目的は着物を見ることでした。
町屋での展示会です。
その中で着物作家の先生とお話しをしました。

今の時代、着物を作るにもやはり企業努力が必要なようです。
いいものを作るのはもちろんですが、価格帯の設定が重要なようです。
着物は高いというイメージがどうしてもありますし、実際安いものではありません。
中には安価なものももちろんありますが、着物を着るということは作り手の作品を身につけて着物業界の存続につながることでもありますので、新しい作品にも目を向けなければと思っています。

着物業界の存続なんてたいそうだと思っていたこともありましたが、実際作り手の方々と接していますと、作家の皆さまが「自分の作品を着て下さってありがとうございます。」とおっしゃいます。
そこには、高価なものを買って下さってありがとうという気持ちもあるのかもしれませんが、自分が手塩にかけて作りだした作品を着ているのをみるとほんとうに嬉しいんだそうです。

本物であり魂が入っている作品としての着物は着ていてもとても心地の良いものです。
おばあちゃまやお母様の着物でもいいと思います。
もしタンスに眠ってる着物があればぜひぜひ袖を通して頂きたいです。

せっかくの京都ですから、美味しいランチをということで行ってきたのが
祇園 キャレ ド ミューさん
問屋さんが用意して下さったお店です。

とても美味しいお料理でした。
初めから最後まではずれが一つもなく、幸せな時間を過ごしてきました。

前菜です。
マグロにからまってるソースはバルサミコ。
赤いおくらや他のお野菜も美味しく頂きました。

パンにはバターではなくソースです。
オリーブオイルにオリーブの実が混ざっています。
始めて食べる味でした。

これ、スープです。

ポルチーニと南瓜の温冷驚きスープ
このお店の人気メニューだそうです。

ほんと美味しいです。
上の白いのはミルクで、その下がきのこのあったかいスープ、さらにその下にはパンプキンの冷製スープ。
グラスに入っているのでそのまま飲んで味わいました。

お肉はイベリコブタです。

デザートはパンナコッタ
かかってるメロンソースとそえられたフルーツとの相性もとてもよく、女性ならきっと好きだと思います。

最後に頂いたのが紅茶と焼き菓子
デザートがもう一つ楽しめるうれしい一品です。
コーヒーの方もおおいですが、私は紅茶派なので紅茶を頂きました。

とても美味しいランチでした。
どれも一口サイズで、着物を着ていてもストレスなく頂けます。
さすが祇園と感激しました。

これから涼しくなると着物で出かけやすくなります。
着て出かけてしまえば楽に過ごせると思いますので着物でお出かけをぜひ満喫して頂きたいと思います。

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