2017年
新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
年末年始、たくさんの着物姿を見るので、やはり日本の民族衣装は着物だなって思います。
年末の紅白歌合戦ではたくさんの着物姿を見ました。
日本古来の振袖の形から、現代風にアレンジされた振袖、ファーなどの装飾品がたくさんついている振袖といろんな形の振袖がありましたが、やはり私個人的には昔からの形の振袖がすてきだなと思いました。
新しいものを否定する気持ちはまったくありませんが、あたらしいものを素敵だと思うにはもう少し時間が必要なようです。
舞台衣装としての着物は振袖が多かったです。
大人の振袖ですね。
出場演歌歌手の女性の振袖は舞台ならではの大人の振袖という感じで、栄えていました。
年が明けてからもテレビ番組で大人振袖を見ました。
バラエティ番組が多かったのですが、その中でデビ夫人の着ていた振袖がとても印象に残ってます。
大人も大人のデビ夫人は、外国の生活が長かったから、パーティーなどのフォーマルウエアとして振袖をお召しになることがきっと当たり前なんだろうと思います。
着こなしも自然でした。
お正月ならではの装いではありますが、大人振袖もいいなと思います。
海外のデザイナーのどんなドレスにも引けを取らないフォーマルである振袖、もっともっとどんどん振袖をお召しになる大人女性が増えるのもいいなと思った元旦でした。
私は、新年の会に出かけました。
新年会でもたくさんの着物姿を見ました。
お嬢さんがたの振袖はとてもすてきでした。
見るほうも、見られるほうもうれしくて誇らしくもある着物ってすごいオーラを放ちます。振袖姿のお嬢さんたちは、お洋服で会う普段とはぜんぜん違って、きれいでおしとやかで大和撫子に見えました。
着物は、それ自体もきれいで華麗で、とても素晴らしいものですが、その着物を着ることにより、着ている人も素敵に輝いて見えるというすごいパワーを持っています。
宝石もそうですね。身に着けた人をも輝いて見せます。
宝石という自然界に存在している輝く石も、絹という天然の素材で作られている着物もよく似ているんだと思います。
自然の持つ力が女性をより輝かせて見せるのかもしれません。
昨年始めたこのブログも新しい年を迎えることが出来ました。
たくさんの人に着物を着てほしい。着物姿を楽しんでほしい。そんな思いから始めたブログですが、みなさんに読んでいただいて続けることが出来ています。
これからも着物に関することをもっともっとたくさん書き続けていきたいと思っています。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。