東京五輪のきものプロジェクト

先日ニュースで東京オリンピックに向けての着物プロジェクトのニュースを見ました。

2020年東京五輪・パラリンピックに合わせ世界196カ国の振り袖を制作するKIMONOプロジェクトの100着完成披露ファッションショーが行われたというニュースです。

着々と準備が整っていっているのだなあと思ってみていたら、少し違うことに気が付きました。
ファッションショーが開催されたのは、福岡県久留米市。
よくよくニュースを読んでみると、久留米市の一般社団法人が主催しているイベントでした。
残りの96点の振袖を完成させて東京五輪の公式行事での起用を目指すんだそうです。

バックアップはあるものの、こうやって個人や一般法人がプロジェクトを立ち上げて活動しているんですね。
発信することの意義と言いますか、大切さというものを感じたニュースでした。

国旗が並ぶとずいぶんカラフルです。国旗の模様に同じものはありません。時に色や模様にはきちんと意味があります。
以前、国旗をデザインした振袖のショーを見たことがあります。図案化されると国旗模様も斬新でステキでした。
今回ニュースで見た振袖はその国をイメージしたものということでした。196カ国の国振袖を作成するのは大変だと思いますが、一方では楽しい作業になるんだと思いました。

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園遊会の振袖

五輪つながりで書きますと、東京・元赤坂の赤坂御苑で開かれた園遊会に招待された平昌オリンピックのメダリストの振袖選びが情報番組「グッディ!」で放送されたました。タイトルは「振袖選びに密着」でした。

テレビカメラが密着した5人娘は。平昌オリンピック・スピードスケート女子500m金メダルの小平奈緒選手と、平昌オリンピック・女子団体パシュート金メダルの髙木菜那選手、髙木美帆選手、佐藤綾乃選手、菊池彩花選手の5人。

振袖を決定するのにかなり時間がかかったと番組内で言っていたようですが、振袖に限らず着物選びは。すっととはいかないと思います。
お洋服と違ってイメージは湧きにくいと思いますし、似合ってるのか似合ってないのかよくわからないという人もまだまだ多いのが現状です。

お洋服のコーデイネイトならわかりやすいけれど、着物となると全くわからないという人も多いです。
この色が着たいけど着てみるとなんかしっくりこないこともよくあります。
着物は着物と帯と帯揚帯締めの小物の全てがしっかりコーディネイトされてると最上級のおしゃれアイテムになりますが、どれか一つがうまくあっていないと魅力が半減してしまいます。

また、いろいろと着すぎたり、見すぎたりしてしまうと、もう何が何だか、どれが似合うのか、最後には自分がどれが好きなのかもわからなくなってしまいます。

最後は客観的に見てくれる人に意見を求めるのがいいのかなと思うのが最近の考え方です。
また変わるかもしれませんが、現時点では迷ったら聞くにするといいと思います。

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