浴衣を着てお食事会に行きました。
集まった人数は26人。
大阪梅田の丸ビルの中の結婚式場でのお食事会でした。
こんなところです。
壁に飾ってある絵もステキでした。
最後に出てきたデザートです。
この会の目的は、浴衣を着ていきましょうでしたので、私も着物ではなく浴衣を着ました。
今年は浴衣の下に衿を入れて、着物風に着るのが流行ってます。
大人の浴衣って感じでおしゃれでステキだと思います。
百貨店などでも襟付きの肌着が売ってます。
私の知り合いも買ってました。
1万円近くしたそうです。
私たちの場合、襟付き襦袢は作っちゃいます。
肌襦袢に三河芯やバイヤス芯などの固い布芯を縫いつけてその上に半衿をつけます。
襟付き襦袢の作り方もまたブログにのせることにします。
記事タイトルの失敗のお話しを書きます。
私がしてしまった失敗は、大人としても恥ずかしい失敗です。
浴衣の袂を汚してしまいました。
お料理をとる時にソースをつけてしまいました。
バイキング形式のお料理だったので片方の手でお皿を持ち、もう片方の手で料理をお皿に入れます。
そうするとゆれる袂を押えることができません。
今回私は白地の浴衣を着ていきましたので、ついたソースのシミがしっかり目立ってしまってましたが、黒っぽい浴衣や濃い地の浴衣を着ていたらシミをつけても目立たなかったと思います。
こういうときは濃い地の浴衣を着るとか、袖止めを持っていくとか、襷をかけるとか、なにかしらの対策をしなくてはいけないと思いました。
考えてみれば、浴衣や着物でバイキング形式のお料理を頂いたことはありません。
ここがそもそも間違っていました。
浴衣や着物ではバイキング形式や自分でお皿にとる形式のお食事は向いていないということです。
今回この会に参加してみて初めて分かったことでした。
何事も経験ですね。
今頃になってわかったのは少し恥ずべきことかもしれません。同時にお袖にシミをつけるなんてとんでもなく恥ずべきこともしてしまいました。
この失敗をしまい込むのではなく、失敗談としてお話しすることによって誰かが失敗してしまうことを防止できるよう経験として生かしていきたいと思います。
講師歴が長くなって着物で失敗することはほぼほぼない昨今でしたが、今回失敗をしてみて、まだまだだなって思いました。
8月もあと半月です。
今週はお盆休みなので、うす物の着物を着るのもあと2週間ほどです。
次にうす物を着るのは一年後ですから、お手入れのことも考えてあと2週間に着る着物を準備しようと思います。