4月の桜の季節に春祭りのイベントがありました。
場所は「ザ・リッツカールトン」のボールルーム。
宴会場の中では一番広いお部屋です。
ザ・リッツ・カールトン・ボールルーム578㎡(175坪)
ザ・ウエストルーム225㎡(68坪)
ザ・セントラルルーム156㎡(47坪)
ザ・イーストルーム197㎡(60坪)
他の宴会場に比べると広さは倍以上ある広いお部屋が着物姿でいっぱいになりました。
桜の季節でしたので、桜柄の着物が多く感じられました。
着物の柄は季節に合わせるととてもステキです。
桜の咲く時期より少し早いころから桜の時期まで短い間ではありますが、その時期に桜柄の着物を着ると季節感あふれる装いになるので、着物姿がより華やかに感じます。
桜に限らず、植物は季節に合わせて着るとおしゃれ感が増します。
柄によってはどの時期にも着れるように、春の植物や秋の植物を組み合わせて柄にしてあるものが多くあります。
作り手の工夫なのか、売る側の工夫なのか、その辺はわかりませんが、着物を持つ者としてはありがたい柄づけであると言えるきものではありますが、贅沢だと感じながらもその時期にだけしか着れない着物を持つこと、そしてそれを着ることは究極のおしゃれなのではないかと思います。
花や樹木はその時期にというのが決まり事であり、定番だと書きましたが、実は桜はちょっと違います。
桜が国花だからです。
日本の国の花、国花である桜ですから、一年を通じてどの季節にでも着ることが出来るアイテムです。
パーティーや結婚式、その他宴会に桜の着物を季節に関係なく着ていても、それは国の花ですからまわりの人からもとても喜ばれます。
決まりの中の例外を知って、着物選びをすると迷わず堂々と着物を着ることが出来ます。
自信を持って着物を着ることでいろんなオーラが合わさって、着物姿って素敵だなーって自分自身もその着物姿を見る人もいい気分にさせることができるんだと思ってます。
着物ってほんと素敵です。
リッツカールトンでは、進行プログラムも盛りだくさんだったのですが、まずはお食事から載せていきます。
春祭りのお食事メニューです。
スモークサーモンとと帆立貝 アスパラガスとイクラ添え
野菜のスープ オリーブオイル風味
鯛のロースト 白菜とドライトマト ロブスター風味のなージュソース
鴨胸肉のロースト 蕪のブレゼと牛蒡のピューレ ポートワインソース
フロマージュブランのムース ベリーコンポートとローズアイスクリーム
進行のお役目もあったので、ゆっくりお食事というわけにはいきませんでしたし、ドリンクはオレンジジュースとウーロン茶のみでしたが、最後のデザートまで頂くことが出来ました。
イベントの中では帯結びを披露したり、組紐の人気投票をしたりと着物教室ならではの楽しいプログラムで有意義な時間を過ごすことが出来ました。
こういったイベントは着物を着るよい機会になりますし、まわりの人がほぼ着物で出席しているので緊張することなく着物を着ることが楽しめたと思います。
これからもこんな機会をたくさんもてるようにがんばっていきます。