着物の下着のお話し

長着の下に着ているものは全て下着です。お洋服の場合、下着と言えば、ショーツ、ブラ、スリップやペチコートくらいまでですね。着物の場合は、長着の下に着ているものが全て下着ということですから、足袋、裾よけ、肌襦袢、長襦袢が下着になります。そのほかに下着としてブラジャーやショーツ、コルセットもあります。

着物をよく着る人なら、チラリと見えるところにこだわりたくなってくるようです。長襦袢にも凝っていて、きれいな柄や、きれいにな色の長襦袢を着たりします。

きれいです。可愛いです。表に出ても大丈夫なくらいです。
でも、下着なんです。

下着姿でウロウロしてたらおかしいですよね。長襦袢は下着ですから、長襦袢姿で人前に出たりしたらいけないんです。

足袋について

足袋についている金具の部分を「こはぜ」と言います。4枚こはぜとか5枚こはぜとかがあります。踊りを踊る方は5枚こはぜを好まれるようですが、好みの問題なので、どちらでも構いません。

足袋のサイズですが、靴のサイズより0.5㎝小さめを選ぶと足が綺麗に見えます。
しかし、普段足袋を履きなれていなければ、足が痛いこともあります。足袋が少々ぶかぶかしていても、靴のサイズで選ぶ方がいい場合もあるでしょう。

靴にEEとかEEEなどのサイズがあるように、足袋にもサイズはあります。足の甲の高さまで測ってもらってぴったりサイズの足袋を作ると、足もとはとても美しいです。

着物を着なれてる人の足元はきれいです。足袋がピタッと足にくっついているようです。逆にあまり着物を着ない人の足元は、足袋がぶかぶかしていることが多いです。

冬には、暖かい冬用、夏には涼しい麻素材などもあり、足袋にも季節物が存在してます。

私の知り合いには、足袋は今でも洗濯板で洗うという人がいます。木綿は生地の中に汚れが入り込んでしまうので、汚くなりますが、ごしごしと洗うことで繊維の中に入り込んだ汚れが出てきます。
私の知り合いのその人はこう言います。
「私の足袋は、買った時より捨てる時の方が白いのよ」って。
どんだけごしごしこすってるのやらって思いますが、そこまで白くなるってある意味尊敬しちゃいます。

裾よけと肌襦袢にもサイズがあります。着付けをしていると、サイズの合わない下着を持っていらっしゃる方は案外いらっしゃいます。小さくても着れないことはありませんが、体に合わないサイズの物はどんなものだって、違和感を感じるものです。
最近は、ワンピース型など上下がつながってる物があります。大変便利ですが、長い場合は裾から出てしまいますので、サイズと同時に長さの確認もしておきたいですね。

夏には麻の下着が涼しいです。私は夏に着物を着て出かける時は、必ず麻のステテコを着用します。ステテコなんて、と思ってましたが、一度使うと、手放せません。太ももの辺りって、案外熱を持つものです。麻のステテコを履くと、暑さを感じないと言っても過言ではないなと思っているので、生徒さんにこれいいわよって言う時にも力が入ります。
麻ですから、安いものではないと思いますが、いいものは、やはりいいのだと思います。

和装ブラジャーとか和装コルセット、あとショーツのことについても書こうと思いましたが、少し長くなってきたので、次の機会に書くことにいたします。

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