今日は久しぶりの京都。
朝から着物を着て、京都のちょっとディープなところに行ってきました。
阪急烏丸の駅の改札を出たところに、大きな銅版があります。
今までも何度か見てるんでしょうけど、いつも急いで目的地に行くので、あることに気づいてなかったんですね。
今日は、のんびりモードでしたので、こんなところにも目がいきました。
ここの前で、トイレに行ってる数人を待ってただけなんですけどね
良く見たら、昭和59年って書いてあります
どれだけ長い間、この前を通り過ぎ続けたんでしょうね。
錦市場の入口です。
ここから始まる長い長い市場の始まりの場所です。
商店街とはちょっと違う感じで、市場という名がふさわしいと思いました。
歩いてると、店頭にコロッケを発見。
これが噂に聞いていたチョコレートコロッケ。
買い食いしました。着物でチョコレートコロッケをかじる数名。写真がないのが残念ですが、なにげに面白い光景だったと思います。
中身は、ほんとにチョコレートで、でも甘すぎなくて、コロッケというよりはスイーツです。
お店の前に立っていたら、入り口なのでどいて下さいって言われちゃいました。
チョコレートコロッケが珍しくて、入口塞いじゃいました。
お店の方、すみませんでした。
コロッケの後ろにきものと帯がちょっとだけ移ってます。
ここが、錦市場で一番有名な卵屋さんだそうです。
卵焼き売ってます。
一本を買って、お店の人にお願いして切り分けてもらいました。
お箸も頂けたので、これもその場でパクリです。
たいへん美味しゅうございました。
錦市場の一番突き当りにあるのが「錦天満宮」
商店街の中にあるのがなんとも不思議な感じがします。
繁華街唯一の神社とかいてありました。
空き店舗はほとんどありませんでしたが、見つけました。
商店街ならシャッターが下りていますが、さすが京都、木の板が入ってます。
天井のステンドグラスがきれいです。
お昼を頂いた後、着物を見に行きました。
教室でもお世話になっている問屋さんの本社ビルでの展示会です。
仕事柄、こういう場所には良く行きます。
着物はこわい、着物は高い、着物を買わされる、そんな風におっしゃる方たくさんいらっしゃいます。
まあ、そんな業界であることも否めません。
ただ、やはり良いものはいいんです。
着物のことを知れば知るほど、着物は安いと思うようになります。
手間とか、かかる日数を考えればむしろそんな値段で生産者が生活出来るのかとさえ思います。
ただ、価値のわりにその着物の値段が安いとは思いますが、その金額がチープだとは思いません。
着物を購入するに至るのはタイミングもありますから。
眺めているだけでもステキなきものですが、やはり身にまとった時に幸せを感じるのも女性の特権だと思うのです。今日は幸せな日でした。