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10月に入りました。
教室では単衣の着物から袷の着物に変わり、同時に長襦袢と帯、小物も変わりました。
長襦袢は単衣仕立てに冬物の半衿をかけます。
帯は夏帯から冬帯へと変わり、帯揚、帯締めも冬物へと変わりました。
着付けのお仕事も10月からは七五三の子供の着物の着付けが本格的に始動します。
子供の着物は小さいから簡単というわけではありません。小さいから難しいことがたくさんあります。
説明会から研修を経て経験者と一緒に七五三の着付けに行って頂いてあっという間に秋が終わるという感じがします。
今年も可愛い姿がたくさん見せて頂きたいです。
私の教室でも今年から新たな仕事先が増えました。
七五三に着物を着てお参りする習慣がどんどん当たり前になってきました。
レンタルの着物でお出かけするのも今ではポピュラーになってますからぜひお着物で七五三詣りをして頂けたらと思います。
七五三レンタルの注意点
七五三レンタルをやっているところはどんどん増えてますので選択肢も多いです。
早期割引もありますからなるべく早く申し込むのはお得感もあっておすすめです。
ただ、注意しなければいけない点もありますからここに書かせて頂きます。
七五三の着物のサイズ
早期レンタルには半年以上前から予約が出来るものもあります。
その際注意して頂きたいのが、着物の長さと着物の袖の長さです。
子供は突然背が伸びることがあります。
レンタルを申し込んだ時の身長と実際に着物を着てお詣りに行く時の身長にあまりにも差がありすぎると着物の丈と袖の長さが合わないことがあります。
早めにレンタルを申し込んだら、七五三の少し前に身長の確認をしてずいぶん伸びているようでしたらレンタルしたお店に連絡しましょう。
短い場合に考えられることは、短いまま着なければいけないことと、縫い直してくれたとしてもその間待ち時間が発生してしまうことです。
身長が伸びるということに案外気づかない保護者の方はけっこういらっしゃいます。
ぜひ気をつけてあげて頂きたいと思います。
七五三の当日の待ち時間
お詣りにいく当日はかなり時間に余裕を持つことをおすすめします。
予約時間にお店に行って着せてもらえば時間に遅れることはありませんが、お子さんのことですからイレギュラーは起こります。
急に機嫌が悪くなって着物を着たくないと言いだすお子さんも珍しくはありません。
一度そうなってしまうと大変です。
保護者の方のお休みをそこに合わせて取られているご家族も多いはずです。
どうしても無理な場合も当然出てきます。
万が一着物が着れなかった場合の準備もしてお出かけするのをおすすめします。
着物は日を改めて、子供さんが落ち着いた時に着せて写真に残す方法や、前撮りすることも出来ます。
主役はあくまでもお子さんです。まわりの大人が振り回されることもしょうがないと覚悟したほうがいいかもしれません。
本番は11月15日ですが、神社もそろそろ準備が出来ているようです。
今年七五三を迎えられるみなさまへ
いい七五三になりますように願っています。