朝起きた時は少し曇ってましたがいまは太陽が出てきてます。
毎年この時期開催するパーティーイベントに今日は行ってきます。
着付け教室では自分で着る授業の他に着付け師として活躍する方たちのレッスンもあります。
今日のイベントではその方たちにもご活躍頂きます。
本来ならば昨日準備をするべきだったのですが、食事を済ませたらなんだか眠たくなりまして、このまま寝てしまってはいけないと、お風呂に入りました。
今朝少し早めに起きまして、先ほど準備を致しました。
何の準備かと言いますと、長襦袢です。
着物と帯と帯揚、帯締めは昨晩用意しました。
単衣の訪問着と夏の袋帯です。
夏帯なので長襦袢は絽です。その長襦袢に絽の半衿をかけます。
縫いつける方方法です。
この準備を昨晩しようと思っていたのですが、激しい睡魔に襲われまして断念したわけです。
ですが、長襦袢に半衿がかかってないと衿芯を入れることが出来ませんから長襦袢が、そして着物が着れません。
他の長襦袢はありますが、今日着ようとおもっていた長襦袢には残念ながら半衿をつけていませんでした。
こういうことがあると、常日頃から半襟の準備はしておいた方がいいということになってきます。ついつい後回しにしてしまう半衿つけですが、思いついた時に行動していればいざという時に困りません。
先ほど半衿をつけた長襦袢は、絹もので絽です。
この長襦袢、絹ですが水洗いが出来ます。
最近の絹素材はこういった、お家で簡単に洗えるものも出てきています。
洗濯機でジャブジャブというわけにはまいりませんが、汗をかくこの時期家で長襦袢があらえるというのは大変ありがたいのです。
しかも素材が絹です。見つけた時にすぐに購入に至った長襦袢です。
絽の半衿をかけました。
半衿つけは慣れれば10分くらいで出来ますが、今日のようにイベントの、しかも訪問着の下に着るとなると少々時間をかけたくなります。それでも20分ぐらいでしょうか。
教室の授業で着物や下着を着る前に一番最初にすることが半衿つけです。
2時間の授業の中で半衿をつけて、下着をつけて長襦袢の着方までお稽古するのが本来の授業内容カリキュラムです。
ですが、私が講師を始めた二十数年前から二時間の間に長襦袢の半衿つけをして長襦袢まで着るお稽古をするのはむずかしいです。
最近は家でお裁縫をする方が減っているようで、針と糸もこの授業の為にお店で買ってきたというかたも多いです。
私もお稽古を始めた時は半衿つけに一時間位要してました。
半衿つけでも、着付けでも同じです。
どうすれば早くきれいにできますか?のクエッションに対する答えは。
「回数です。何度もやることでスピードは早くなり、出来上がりもきれいになります。」です。
そろそろ出かける準備をします。
パーティーの様子はまたブログに書きます。