色と着物の関係 色相と三原色

着物がステキ、着物姿が美しいと言われるとき、着物のどこを見られてるんでしょう?
まずは着物全体、それからきもの、帯、小物などのパーツ、パーツです。
きものの柄や色の組み合わせが、着物全体がを美しいとして認識されます。

色彩は、着物の調和の中で最もわかりやすく、センスやコーディネートのいい、悪いが顕著にあらわれます。
着物と帯の組合せ、さらに小物や、長襦袢、草履バッグに至るまで、色彩は心配りをしたい大切な要素です。

色の組み合わせを、第一印象や、感覚で選ぶことは当然ありますが、色のもつ特性を知ることにより、根拠のある色の組み合わせが出来るようになります。
色の特性を知るには、色相、明度、彩度、さらにトーンなどの基礎を知ると納得できるようになりました。

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上記の色相環の色の配置は、下記のようになってます。
一番上の、まん中の黄から時計回りの色です。

8   き        Yellow
9 みどりみのき   greenish Yellow
10 きみどり     Yellow Green
11 きみのみどり   Ywllowish Green
12 みどり      Green
13 あおみのみどり  Bluish Green
14 あおみどり    Blue Green
15 あおみどり    Blue Green
16 みどりみのあお   GreenishBlue
17 あお       Blue
18 あお       Blue
19 むらさきみのあお   Purplish Bulue
20 あおむらさき   Violet
21 むらさき     Purple
22 むらさき     Purple
23 あかむらさき   Red Purple
24 あかむらさき   Red Purple
1   むらさきみのあか Purplish Red
2   あか       Red
3   きみのあか    Yellowish Red
4   あかみのだいだい Reddish Orange
5   だいだい     Orange
6   きみのだいだい  Yellowish Orange
7   あかみのき    Reddish Yellow

色の三原色

色相環の中には、色光の三原色と、色料の三原色があります

色光は、ブラウン管・液晶ディスプレイ・プラズマディスプレイなど、コンピュータやテレビの映像表示や舞台照明の色です。
色料は、通常のカラー印刷や絵具や染料などの色です。

色料の3原色と色光の3原色とは補色の関係になります

色光の三原色
赤みの橙、緑、青緑の3色です。
色光の三原色を混ぜると白になります。

色料の三原色
黄、緑みの青、赤紫の3色です。
色料の三原色を混ぜると黒になります。

色は最低3色あれば、ほとんどすべての色が作りだされます。
色光、色料の三原色は、色相環の中で正三角形に配置されています。
この三原色が、配色を考える時に非常に役に立つのです。

ここから更に、明度、彩度、トーンへと色の勉強をしていきました。
その事についても、また書かせて頂きます。

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