着物

振袖レンタル、袴レンタル、七五三レンタル、お宮参りレンタルなどなど、着物のレンタル業界の商品の幅は広がり、その市場は大きくなってきています。着物レンタルの振袖は、年々新作発表が早くなり、今や2年先の成人式のレンタル開始もあります。毎年、流行...

着物の文様（模様）は古くは飛鳥奈良時代に生まれたもののあり、歴史を物語るものでもあります。文様の知識が高まると、着物を着る時の調和の上でも役立ちます。文様は、染で施されるだけでなく、着物や帯の地模様にも使えます。文様にはおめでたい柄がありま...

大は小を兼ねると言いますが、着物のサイズがあまりにも大きすぎると着にくいものです。よくいらっしゃるのが、お嬢さんも着れるように、長め、大きめに着物を仕立てるお母様です。その気持ち、よーくわかります。買うならば、一人よりも、二人、いやもっとた...

涼しくなったり、暑くなったりを繰り返す毎日ですが、夏グッズはそろそろ片付けましょ、ということで、しまう段取りをしました。浴衣はお洗濯をして、糊はかけずにたたみます。絞りや、手縫いの仕立ての物は手洗いで、その他の既製品ものはネットに入れて洗濯...

今日9月1日から、着物がうすものから単衣に変わりました。本格的には10月1日の更衣（ころもがえ）の前のあいの期間となります。着物の世界では、更衣と書いてころもがえと読みます。更衣は、いにしえの宮中でのしきたりです。陰暦の4月1日と10月1日...

今日は、８月３１日。関西の着物の季節では盛夏の終わりです。明日から単衣の着物になるので、今日はこの夏最後の夏物着物を着る日でした。今日が終われば、次に夏の着物を着るのは１０カ月先です。一年の経つのは、とても早いですね。この夏最後の日なので、...

着物の名称を３回に分けて書きました。今回がその最後になります。各部分の名称（前回の記事内との重複もあります）後ろ身頃（うしろみごろ）きものの身頃、肩山から後側の部分です。前身頃（まえみごろ）きものの前部の身頃で、袖と衽の間の肩から裾までの部...

前回に引き続き、きものの名称について書いていきます。横のライン後ろ幅（うしろはば）背縫いから脇縫いまでの間の裾の長さです。前幅（まえはば）前身頃の裾の幅です。幅の寸法も前幅といいます。衽幅（おくみはば）衽の裾部分の幅です。上前幅（うわまえは...

きもののお稽古を始めてすぐ、きものの名称を習いました。今では当たり前のように使っている単語達ですが、習い始めた当初は、聞いたことがない、知らない言葉、読めない漢字もありました。きものの名称は、まとめて書かれていることが多いのですが、授業の時...

着物の着方を習いたての頃、街で着物を着ている人を見ると、目で追っていました。ステキだなー、私もあんなふうに着物を着てお出かけしたいなーって、そう思ってました。最初は、着物を着てるってだけで、ステキって思ってましたけど、お稽古を重ねていくうち...

大島絣は奄美大島と鹿児島、加賀友禅は金沢、結城紬は茨城県、京友禅は京都など、着物はその産地が限定されていて、日本には全国各地に着物の産地があります。現代、私たちは着物をファッションとして楽しませてもらってますが、その歴史の中では、織物は衣服...

着物の歴史は、服装史を学ぶと見えてきます。人類は猿人（アウストラロピテクス）から始まり、原人（ホモ・エレクトス）、旧人（ホモ・ネアンデルターレンシスなど）を経て、新人（ホモ・サピエンス）と進化をしてきました。2本足歩行になり、身体を覆ってい...

教室の片付けも、今日で3日目、そして最終日です。お洗濯やら、補修やら、整理やらを終えて、お盆休みを迎える準備が出来ました。昨日男物の袴の出世ただみをブログに書きました。男物を書いたのなら、女物だって書かないと、と思ったので、今日は女物の袴の...

今日も、日曜日に引き続き教室の片付けをしています。男物の着物の整理をしながら着物をひっくり返したりして、状態を見ました。男性の着物って表は地味ですが、下に着る長襦袢や、羽織の裏の裏地はとてもおしゃれです。これは、長襦袢。男性が着物の下に、こ...

今日は、教室の着物の整理をしました。平日は授業があり、なかなか着物を広げることが出来ませんが、今日はお休みでしたので、普段出さない物を出しましょうということになり、棚の中から引っ張り出しました。打掛に風を通しましょうってなりまして、ボディに...