ミヤタマ

着物の歴史

文様の歴史 いにしえの文様につけられた名前とその意味

私たちが何気なく見ている文様、着物の上に描かれていたり、地模様として織り込まれているその文様の多くは、はるか昔に発祥し、意味を持つものも少なくありません。文様は衣服だけではなく、調度、建造物、陶器など、あらゆるものにつけられています。遠い昔...
着物の着方

年配の方の着物の着方のポイント

前回の記事で、若い方の着物の着方のポイントについて書きました。今回はそれに対して、年配の方の着物の着方のポイントについて書かせて頂きます。一昔前のおばあちゃんといえば、もうほんとにお年寄りという感じでしたが、最近のおばあちゃんは、みなさんお...
着物の着方

若い方の着物の着方のポイント

着物は着ているだけでステキだと思います。自分もそしてまわりの人もいい気分にしてくれますし、着物姿の人がいれば、その場が華やかになります。着方がきれいとか、そうじゃないとか、色々いう方もいらっしゃいますし、私自身思うこともあります。着付けを教...
着物

着物の保存 保存容器の種類

きものは保存がきちんとされていれば、おばあちゃん、お母さん、お嬢さんと3代着れると言われる、とても価値のあるものです。「絹は生きてる」と、いろんな方がおっしゃいます。絹で出来た着物は、年月と共に変化します。着物の胴裏が黄ばむのは絹が湿気を吸...
着物

着物のTPO カジュアルの着物を着る場所は?

着物のカジュアルは、お洋服のカジュアルとは少しニュアンスが違うような気もしますが、お洋服と同じように気軽に着物を着たいと思いますし、また着てほしいなとも思います。カジュアルなお洋服と言えば、安価なイメージが私にはあります。ただし、ブランド物...
着物

着物のTPO セミフォーマルの着物を着る場所は?

着物のセミフォーマルは、略礼装や盛装になります。聞いた時「えっ?」と思ったことがあります。正装と盛装です。字で書いて読むとその違いは一目瞭然ですが、耳で聞くと同じ発音です。前後の文章がなければどちらか判断がつきません。正装は、正礼装のことで...
着物

着物のTPO フォーマルの着物を着る場所は?

TPOという言葉、一般的にもよくつかわれる言葉です。Time(時間)、Place(場所)、Occasion(場合)の頭文字をとった略語です。TOPはもともとファッション用語でした。本来は、時、場所、場合に即した服装をすべきだという提案として...
日記

11月からの長襦袢

11月に入りました。着物姿の見た目は10月と変わりませんが、長襦袢が変わってます。10月は単衣の長襦袢でした。生地は、単衣の長襦袢にはよく用いられる楊柳(ようりゅう)でした。この楊柳、サラッとして肌にベトベトとひっつかず、とても着心地がいい...
日記

誕生石と結婚記念日

お宮参りや七五三、成人式など人生の記念日には着物を着ることが多いです。きものを着ている人を見る機会が多い、人生の記念日以外にも、記念日は色々あります。きものとは直接関係はないかもしれませんが、私の備忘録として、この記事を書かせて頂きたいと思...
子供のきもの

七五三 7歳 女の子 着物一式とはこれらをさします。

11月に入り、土日や祝日に神社にお参りに行く着物姿の家族を見る機会が多くなりました。ほほえましくもあり、嬉しくもあります。この時期は、子供の着物の着付けのお手伝いをしているので、土日はほとんど出ています。短時間に、たくさんの子供たちに着物を...
着物

着物の寸法の割り出し方

きものを仕立てる時、呉服屋さんや、呉服売り場の方が寸法を測ってくれるので、特に自分で自分の寸法がわかってなくても、大丈夫ですし、そんなに問題ではありません。ですが、着物の寸法の割り出し方を知っていれば、出来上がってきた着物の寸法があっていな...
着物

きものの構成 反物をこう見たら、どんな出来上がりの着物になるかわかります。

仕立てる前の着物は、反物だったり、仮絵羽だったりします。仮絵羽の場合、仮縫いがしてある状態なので、仕立て上がった着物がどんな着物になるのかがわかります。つけ下げの場合も、反物に袖や身頃などの印がつけてあるので、どんな出来上がりになるかがわか...
歳時記

人生のお祝いごとは、着物でお祝いしたいです。

生まれてから、年を重ねるまでには、お祝い事がたくさんあります。冠婚葬祭の婚と葬には、正礼装の着物があります。葬の際の着物は最近は少なくなってきていますが、それでもなくなることはないでしょう。婚ならば、新郎新婦のお母様は留袖をお召しになります...
子供のきもの

のしめのたたみ方

のしめは、祝い着とも言われます。お宮参りの際に使う着物です。お宮参りは生後一月ぐらいが一般的ですが、地方によって決まりごとの違いがあり、百日参りや、お食い初めなど、しきたり、地域の風習・慣習などによってそのお参りの仕方も変わります。赤ちゃん...
着物

着物の手入れと収納

着物は3代受け継ぐことができるといいますが、それは、手入れや管理をきちんとしていた場合です。着物は決して安いものではありません。その着物をいつまでも良い状態で保つには、手入れと保管の仕方を知っておくことが大切です。着物を大切に扱うと、着る人...
私のきもの

押し花の帯 白地の帯はいろんな着物にあわせやすいので、コーデが楽々です。

今日締めた帯は、押し花の名古屋帯です。仕事柄、袋帯よりも名古屋帯をしめることのほうが多いです。着物と帯を組み合わせてコーディネートをする時に、時間があれば、あれこれ引っ張り出してみて、新たな組み合わせを探すのですが、普段のコーディネートはあ...
着物

紋の種類と格について 紋の数は?位置は? 表紋、影紋の他にもある紋

家紋は平安時代に始まり、明治以降に全国的に定着しました。家紋が根付いたのは、遠い昔ではなかったんですね。もともと、家を誇示する為の家紋でしたが、現在は礼の心を表わすものとして礼装に用いられます。紋付きには、五つ紋、三つ紋、一つ紋があります。...
着物の文様

着物の文様 慶事の柄と弔事の柄

着物や帯には、様々な文様が施されてます。お洋服ならば、デザインでシルエットが変わってきます。例えば、スカートの長さは、ロング、ミニ、ひざ下等いく通りもあります。スカートかパンツかも選べます。ですが、着物の形は一つです。振袖だけは袖が長いです...
着物の種類

きものの種類 いつ着る?どこで着る?誰が着る?カジュアルの着物編

きものの種類 いつ着る?どこで着る?誰が着る?を、正礼装、略礼装と書いてきました。この記事が3つ目です。これで締めくくりの記事とさせていただきます。締めくくりの記事は、きものの種類 いつ着る?どこで着る?誰が着る?カジュアルの着物編です。カ...
着物の種類

きものの種類 いつ着る?どこで着る?誰が着る?略礼装の着物編

第一礼装の留袖や振袖が着る人、着る場所が限定されやすいのに対して、略礼装の着物は既婚未婚での区別や年齢による決まりがあまりないので、着る人の制限が正礼装ほどはありません。略礼装の着物は種類も豊富で、華やかな着物が好きな方、シンプルであまり柄...